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2000年12月8日
一畑電鉄
電鉄出雲市・大和紡前 地上駅最後の日

出雲市駅周辺地区整備事業の最大の事業、JR出雲市駅・一畑電鉄出雲市駅の高架事業の工事が落成し、JRに続いて一畑電鉄出雲市駅も12月9日より、高架駅を使用することになりました。長い歴史に幕を下ろす一畑電鉄出雲市駅および、大和紡前駅周辺区間のレポートです。

12月8日、319列車(5000系×2連:注・鉄道ダイヤ情報12月号とは使用車両がちがいますよ)
地上駅最後の日は、とても良い天気に恵まれました。
明日の今頃は、左奥に見える高架駅から出発します。
電鉄出雲市駅ホームより、下り方向(松江方)を望む。
このホームから乗務するのも今日が最後ですね。
321列車(3000系×2連)
電鉄出雲市駅の発車ベル
【SOUND】 MP3 173kb
電鉄出雲市駅・改札の案内
電車内の音 電鉄出雲市−大津町 4’52”

【SOUND】 MP3 1.1MB!!


満身創痍(?)の駅名標。長い間ご苦労様でした。
となりの駅は『いわほっまえ』ではなく『だいわぼうまえ』です。『いずもし』の『し』の字がエエ感じです。
今夜付け替え作業を行う現場。右は従来の地上線。中央の切断線は高架区間に上る新線。一番左はJR山陰本線。まもなく到着する大和紡前駅(仮設)も本日限りです。
大津町−大和紡前:316列車車内より

そして、夜のとばりが降りて・・・

作業時間確保のため最終の上り(電鉄出雲市行)2本を大津町止めとしたため、地上駅の終列車となった22:35発207列車(平田市行:3000系) 山陰線開通以来長い歴史を持つ「里道踏切」も、この207列車を最後に廃止されます。ここは以前出雲市駅の構内で、山陰線や一畑電鉄の列車をはじめ構内引上線・引込線を使った客車や貨車の入換などでにぎわっており開かずの踏切となっていました。山王跨線橋(※)が出来てからは、道路の通行量こそ少なかったものの警手さんも大変だったと思います。
山王跨線橋:一畑電鉄やJR山陰線が地上にあった頃、交通渋滞緩和のために設置してあった高架道路。高架事業が始まってからは「踏切信号」付きの仮踏切を使用していた。

最終列車が通過した直後から線路の付け替え工事が始まりました。
大きな釘抜きでスパイクを抜いてゆき、レールの締結ジョイントをはずして行きます。
(22:45 奥の線路が一畑、手前はJR)

レールを取り外した後、用済みとなった枕木の束を積み上げて行きます。
事 業 経 緯
昭和63年 4月 建設省により事業調査選択
平成 2年 2月 島根県知事により都市計画決定
平成 3年11月 建設省事業認可
平成 5年 4月 島根県知事と一畑電鉄工事協定締結
平成 5年12月 工事着工
平成 7年 3月 一畑電鉄仮線に切替
平成 9年 4月 山王踏切道供用開始
平成10年 3月 JR山陰線高架切替開業
平成10年 4月 一畑電鉄高架橋工事(本体)着工
平成10年 6月 山王跨線橋撤去(一畑電鉄北松江線)
平成10年 7月 一畑電鉄仮仮線に切替
平成10年12月 山王踏切道警報機と交通信号連動化
平成12年12月 一畑電鉄出雲市駅付近高架開業
平成13年 6月 事業完了予定     
一畑電車が終わってもJRは運転中。工事区間のすぐ横を通過するJR特急『やくも27号』
作業開始後約1時間でレールの取り外しがほぼ完了。
(一中踏切より)

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