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2002年8月17日
レール&マイカーで行く3両編成の旅

西出雲[1]に定時に入線した320D
本来ならキハ126系2連で運転されるこの列車も、運用の都合で時折58系が3連で運用に就く。
西出雲 7:48 ≫320D〜126D≫ 8:20 宍道
1ヶ月以上前から計画していた今回のお出掛けであるが、随分慌ただしくスタートした。というのもハードな寝不足なのである。
よせばいいのに昨夜は0200までしっかり遊んで午前様。おまけにご近所の不幸が重なり碌々寝ていないという有様だ。それでも青空の下、駅に向かう足取りは軽く久々の泊まり旅行はスタートした。
西出雲駅に着くと間もなく回9931レが2番線に入線。これから宍道で合流するのりのりさんが乗って来られたムーンライト八重垣の回送列車である。程なく大田市方より320Dが1番線に到着。ラッキーなことにキハ58系。それも3両編成で、先頭の車は運転台パノラミックウィンドゥの1100番台車である。
列車は定時運行し出雲市に到着。おや?ホームにはカニカニまつかぜさんがいらっしゃるじゃあ〜りませんか。氏も八重垣にわざわざ米子からご乗車であった由。お互い様ではあるが物好きである(w)

宍道駅で、予定通りのりのりさんと合流し、春以来の再会のごあいさつ。のりのりさんも、かなりハードなスケジュールでここまで来られたようなのに至ってお元気な様子。さすがに旅慣れていらっしゃる。ホームにいても暑いばかりなので、駅員に断って改札を出る(※)
1445D出発までは随分時間があるので、駅前を散策&お買い物。とは言えこんなに朝早くから開いている店など殆どないことなど先刻承知である。予想通に違わず小さな店が一軒だけ開いているのみでその他は開店準備中。かなり年季の入ったお店のお嬢さんと先日の火事の話をしながらお買い物。程良い時間となったので宍道駅に戻る。それにしても今日は暑い。汗かきのニモ5にとって今日はタオルが何本要るのかわからんな。

(※)宍道駅で途中下車:西出雲→三井野原(山陰・木次線)の普通乗車券は、100営業`未満なので本来なら【途中下車前途無効】という扱いが正当であるが、乗り換え時間が長いローカル線などでは、乗客の利便等を勘案し、駅員の判断で改札を通してくれる場合もある。あくまでも善意による特例的な扱いであるので、通してくれないからといって文句を言わないように。

宍道 9:08 ≫1445D≫ 9:40 木次
駅には、1445Dを待つ乗客がかなりたくさんいる。殆ど全員が奥出雲おろち号に乗り換えるだろうから、木次までは満席状態であろう。
備後落合から到着した1446D(キハ120単行)はそのまま折り返し1445Dとなり木次へ向かう。車内は予想通り満席状態でありかなり窮屈な状態。程なく後寄りからキハ120・2両が接近。そのまま列車後部に連結され3両編成になった。乗客の顔が一瞬ほころぶが、『後2両は回送車両のためご乗車になれません。』というアナウンスと同時に表情が曇り、まさにぬか喜びである。せっかく乗務員が3名もいるのだから、こういうときぐらい途中駅ドア扱い無しで1両ぐらい開放できないかと思うのだが・・・

木次 9:49 ≫8421レ・奥出雲おろち号≫ 11:41 三井野原

ヘッドマーク
下り列車は、機関車がうしろなのでこちらがテールマークとなる?
本日の奥出雲おろち号は、満席である。普通の親子連れや(鉄)マニア、それにボーイスカウトの集団と種々雑多な乗客達は、指定されたトロッコ席に座った。それでもなお控車(スハフ12−801)にも人が乗っており、指定券無しで飛び乗ったものの満席のためトロッコに乗れず客車側に乗車している模様である。
つまり乗車率は100%超で、全席指定の列車としては眉唾モノではあるが、どうしても乗りたい人にとってはこういう措置も有り難かろうと思う。
のりのりさんニモ5の座席はおとなりで、向かい側には神戸からわざわざこの列車に乗りにML八重垣で来たという男性が座っておられる。鉄道好きなようでこちらも安心である。
ブルーとホワイトの3両編成は、客車を先頭に機関車が後から押すかたちになるため機関車の排熱は全く回らない。その上、運転席部分以外は前面の窓まで開くという超開放型構造である。列車は山間を縫うように敷設されたレールの上をゆっくりと進む。車両1両分の乗客は思い思いに前面のかぶりつきを楽しんだり、手を出して山地の涼風を感じたりとみなさん楽しそうである。
亀嵩では、名物『駅そば』(500円)の販売があり、長いものには目がないのりのりさんニモ5もさっそく購入する。玉峰山にキャンプに行くというボーイスカウトの団体を下ろし、列車はさらに山間に入る。
八川ではまたもや駅そば(600円)の販売がある。さすがに二番煎じでは売れ行きも芳しくないだろうと思っていたが、こちらでもかなりの量が売れた模様。当然の事ながらのりのりさんニモ5も購入している。
出雲坂根駅は全国的にも珍しい3段式スイッチバックの駅であり、また駅構内には『延命水』が湧き出ており鉄道ファン以外にも訪れる人が多い場所である。
3段式スイッチバックは急勾配を登るために構内をZ型の配線とし、勾配を緩和させている。4分停車の予定が、延命水を汲む乗客が多いためか遅れている。車掌は急がせることもなく乗客が乗り込むのを待っている。この列車は乗客の楽しみこそが最優先なのである。
スイッチバックを過ぎた列車は時速20`程度の低速で三井野原を目指す。途中、出雲坂根駅が見下ろせる地点と奥出雲おろちループが見渡せる景勝ポイントでは赤トンボにさえ追い越される超低速サービスだ。雄大な奥出雲おろちループを堪能したあと列車は加速し、トンネルを抜けると三井野原に到着した。のりのりさんニモ5はここで下車し、ニモ5車で移動となる。相席となった神戸からの男性に挨拶し、列車を見送った。

客車側の運転台
スハフ13−801には、DE15型機関車を制御する運転台が設けられているが、左手がマスコンで右手がブレーキであり、単独ブレーキ弁はない。

制御客車スハフ13-801
下り列車はこちらが前
林の中は下界とは別世界の涼しさ。手を出すときには木の枝にご注意!

奥出雲おろちループ
国道314号線最大の難所をクリアーするために設けられた2重式ループ。


トンネル内はとっても涼しく、静かであれば最高に快適だ

奥出雲おろち号は、機関車・控車・開放型展望車の3両編成
全席指定となっており、乗車券の他に指定券(510円)が必要。
1枚の指定券で、トロッコ及び控車(座席)の両方が利用できる。
【亀嵩】亀嵩駅の手打そば
粗挽き固ゆでの奥出雲そばの王道。
500円(消費税込)
予約で列車への出前あり。
扇屋そば 0854-57-0034

そばの流し撮りってどうよ?
アシスタント=ドラえもん

【八川】本場手打ち八川そば
舞茸そば。付け合わせと手拭きが付いている。
600円(消費税込)
予約で列車への出前あり。
八川そば 0854-52-1513

東城町の成羽川河川敷でいただきました。
奥出雲おろち号を下りたのりのりさんニモ5は、昨日駅前に置いておいたニモ5車に乗り換え、国道314号線を東城に向かって走り出す。
木次線も備後落合まで平行しており、奥出雲おろち号ニモ5車は追い越したり追い越されたりを繰り返す。油木を出た奥出雲おろち号は思いのほか速く、走行シーンを撮影するチャンスは2回しかなかった。
備後落合駅に立ち寄ってみる。おろち号のほかキハ120が1両だけ、構内の線路は大方が踏面まで錆び草が茂っており、かつての賑わいを知る者にとっては寂しい限りであるが、これも時代の流れで仕方のないことだ。

備後落合のキハ120

東城のキハ120

八川そばを食べた場所から
写真では涼しそうに見えるが、その実暑いのなんの・・
車両の写真を撮ってから東城へ向けてさらに車を走らせる。信号はほとんどなく30分で東城の街に到着する。東城駅に寄ってみると[新見]行のキハ120が1両たたずんでいる。1325発434Dである。おろち号からこの列車には残念ながら乗継ぐことは出来ず、3時間も後の列車を待つことになる。先程一緒だった神戸からの男性は、その3時間後の列車で新見へ出てそこから神戸へ帰れば『深夜には着ける。』と言っておられた。これなら車で送ってあげればよかったね。とのりのりさんが言った。確かに仰るとおりである。もっともおろち号に乗車中にはそんな事まではとても気が回らなかったのだが・・・

それにしても東城は暑い。気温も35度は超えようか?太陽も容赦なく照りつける。1時間ほど前の快適さとは天地の差がある。八川で買ったそばを食べたいので涼しい日陰を探すが適当なところが無く仕方がないので成羽川の河川敷に下りて食べた。川べりなら少しは涼しかろうと思っていたのだが、強い日射しに焼かれた石と川面の照り返しで予想に反して暑いのなんの・・・風情どころではなかった。

井原鉄道・井原駅
暑さのせいか人がいないの・・・
なんだか西出雲みたいな〜・・

井原鉄道の車両基地
IRT355型軽快気動車が並ぶ
18m車でキハ120と共通設計

新倉敷駅
新幹線を撮りながらマタ〜リ
更新0系は山手線みたいな色?
さらにニモ5車は国道182号線を1時間あまり南下し、神辺町に入る。道路端に設置された温度計が38℃を示している(!)。神辺町は福山市のベッドタウンとして発展しており、道路幅も広がり大型ショッピングセンターなどもたくさんあり生活するにはべんりそうな街だ。ここから東に向きを変え、国道486号線・国道313号線を通り岡山県井原市を目指す。並行して走る井原鉄道はずっと高架橋であり、走る列車の姿は窓より上の部分しか見ることが出来ない。こんなに長い高架線をつくっているとは知らず少々萎えた。お隣に座っているのりのりさんは、昨日からの強行軍で少々お疲れのご様子だ。このまま行くと井原駅も高架の上か?と心配していたが、井原駅は1面2線の地上ホームであった。何よりもその駅舎のユニークなこと。小規模な空港だといっても十分に通用する建物である。駅の中央には円錐形の空間がありガラス張りになっている。さぞかし暑かろうと思っていたのだが空調が効いており駅舎内は至って涼しかった。というか、駅務に使用する部分はこの建物内のごく一部で空調は無し、駅舎全体は若干持てあまし気味で地方都市にはよく見られる光景である。ちなみに駅まで来てはじめてわかったのですが、ここ神辺は【ジーンズのふるさと】らしいです。
早雲の里荏原駅の東寄りにある車両基地をジロジロ見回した後、新倉敷駅を目指す。県道を南下し笠岡I.C.へそこから山陽道を通って玉島I.C.を出れば程なく到着した。のりのりさんと一緒に新幹線を撮っているとき山本町駅さんから電話が入る。『そちらへ向かう』とのことなので1時間ほど待つ。本日はじめてマタ〜リとした時間が流れる。
17時過ぎ、山本町駅さんをお迎えし、氏の道案内で岡山市を目指す。国道2号線バイパスはお盆休みのためか尋常でない大渋滞!少々遠くなっても気分的に楽な山間コースを東進する。途中から井原鉄道に沿って走る。道は比較的空いており田舎者のニモ5にとっては大変ありがたい。高梁川を渡ると清音村・山手村と進む。このあたりは由緒ある神社仏閣が多く点在しており、改めてゆっくり訪れるとおもしろそうだ。山本町駅さんはこのあたりの道には大変詳しくとても助かった。『どこかで夕飯でも・・』と思っているときにDCやくもさんから電話があり、すぐ近くにいることが判明!5分ほどで合流する。この時点でのりのりさん・山本町駅さん・DCやくもさん・ニモ5の4名となる。長いものに目がない連中は『うどんでも』ということで話がまとまる。食うものは長くても相談する時間はきわめて短い。案内されたぶっかけ亭本舗 ふるいちは、セルフ方式のうどん屋さん。コシのある麺にお出汁の味もよく美味しかった。
店を出た後、DCやくもさん山本町駅さんの家の近くまで行くということなので、山本町駅さんともここでお別れ。
山本町駅さん、お酒の付き合いが出来なくて本当に申し訳ございませんでした(汗)
20時頃岡山駅前のホテルに到着。のりのりさんが予め手配しておいてくれたおかげで助かりました。8階のシングルルームからは、岡山駅新幹線ホームが丸見え!
風呂をすませてから、コンビニで酒でも買おうと出掛ける。夜になっても大変蒸し暑く『今日のおろち号は良かったなぁ』などと回想する。裏通りのためか夜の誘いがたくさんある。そのたびに『うるせぇ馬鹿!』などと毒突いていたがあんなに毒を吐きまくったのも初めてだ。
部屋に戻り、新幹線眺めながらコンビニで買ったワインの小ボトルを飲み干せば、数日来の疲れがいっぺんに来たためかあっけなく轟沈してしまった。
急遽開催!
うどんオフ会

ぶっかけうどんはリーズナブル!写真で見ればすぐわかるのだが一番手前のがニモ5の分ダス!
ホテルの窓から
真ん前に岡山駅の新幹線ホームが見えるナイスなロケーション

この前は
8月16日
明日へ向かって走れ!
出雲→三井野原 ニモ5車回送オフ会
つづきは
8月18日
明日への架け橋行ったり来たり
大阪〜岡山 寝た気がしない!

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