トップメニュー旅とオフ会etc.台風18号襲来

2004.9.7
台風18号(ソングダー) 襲来
出雲では、1991年の台風19号以来の超強力な台風がやってきました。
8月30日にほぼ同じコースを進んだ台風16は、出雲地区においては大した被害もなく通り過ぎたことで当初は高をくくっていましたが、
今回の台風では江津市では死者が出るなど、島根県内各地でも大きな被害が出た模様です。当日は、どうしても出掛ける用事があったのでデジカメを持って出掛けてみました。




15:30

島根県も午後からは暴風域に入り、大変な強風と豪雨に見舞われました。
県内の交通機関は、午前11時までに完全に運行を見合わせており、この夜の寝台特急出雲サンライズ出雲も早々に運休が伝えられていました。



強風の状況

16:00 出雲市長浜海岸
台風は、大田市沖の日本海を北上中。
台風の周囲を回る風に煽られて、雨に濡れた砂も一緒に舞い上がる状態。風は、南から北へ吹いているため波はそれほど高くない。
16:30 大社町 赤塚海岸
この頃から吹き返しによると思われる西からの強風が、非常に強くなり、防波堤に打ち付けられた波が砕けて、そのまま横殴りの雨と混じって飛んでいく。

大社町 大社漁港
風が吹き付ける方向とは逆になるのに、護岸にぶつかる波しぶきが高く舞う。
港の中に係留してある漁船も風で煽られ激しく揺れる。
漁港の市場では、風により発泡スチロールの箱が多数飛散した。

大社町 道路には、防風に植栽されている松の枝が多数散乱 出雲市 大雨による地盤の緩みも手伝って道路をふさぐように倒れた木

西出雲駅
駅跨線橋下の風の弱い部分でも自転車がこの通りなぎ倒された。
外にあった自転車は風で運ばれていった。
ホテルの駐車場の屋根になっていた大型テントは、無惨に引きちぎられた。





農業被害

大社町では、ぶどう温室のビニールハウスに大きな被害が出た模様。
強風で引きちぎられたビニールが電線に絡まり強風に煽られるがままになっている
同じく、引きちぎられたビニールは、国道に設置されているデリニエーターのポールに絡みつき交通の障害にもなっているが、危険な状態のため取り外すことはできない。
ビニールをはぎ取られた温室 こちらの大型ハウスの施設被害も甚大
出雲地域全域で、収穫期を迎えた稲が強風で倒された。
台風18号は、強風と同時に大雨ももたらしたため、田圃に入ることが出来ない状態が続き、刈り入れ作業に大きく影響をもたらした。



台風18号により、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、
被災された方されました方々および関係機関には心よりお見舞い申し上げます。






出雲ドームの被災状況

何と言っても、出雲ドームが被災したのは
驚きであった。強靱な繊維幕で出来ている
ドームのうち一ヶ所が破壊されてしまった。


破壊されたのは、36面のうちの南側の一面。

骨組みに引っかかった幕以外は全て内部に落下した


ドーム内部より破壊された面を望む

吹き込んだ強風により、吸音用バナーも被害を受けた

グラウンドに落下した天幕

強風により落下した吸音バナー



後日、出雲クリーンセンターより撮影した出雲ドーム
周囲の建物などと比較すれば、破壊された面の大きさがわかる。
撮影地より神戸川橋梁までの距離約2.5km、
撮影地より出雲ドームまでの距離約6km。







こんな台風18号でしたが、鉄ヲタ諸氏にとっては珍しいお土産も置いていきました。
台風の影響で、出雲鉄道部の381系電車の運用が大幅に乱れてしまい、快速通勤ライナーに充当する車を特急やくもスーパーやくもの運用に臨時に充当したため、車輌の運用が正常化するまでの間、通勤ライナー運用には日根野電車区から借り入れていた国鉄色6両編成が充てられました。この変運用は、9月8・9・10の3日間に渡って続きました。
この車輌は9月13日に返却の予定でしたが、まだ返却に向けての字幕整備を施していなかったため下り側のみですが、マークを掲げて走りました。

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2004.9.14 Updated